うつ病といっても症状はさまざま。
精神的にくるひともいれば身体的にくるひともいる。

僕は自律神経症状があり身体症状が強かったです。
具体的には動悸、吐き気、頻脈、倦怠感、疲労感、脱力感。
精神症状もあって無気力、集中力の低下、希死念慮など。

このように自律神経症状を伴う場合には、自律神経を整えることで緩和できる場合があります。

自律訓練法やサプリ、鍼灸治療などいろいろありましたが、
僕がメインに行ったのが鍼灸治療、湯治と温冷浴です。ここでは温冷浴と湯治を紹介します。

僕は温冷浴と湯治の両方を実践しましたが、
より効果を感じた温冷浴のほうを先に紹介します。

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温冷浴
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湯治はお金がかかること、体力の消耗がけっこうあることから別の方法を探して見つけたのが温冷浴です。

温冷浴とは、温かい湯船と冷たいシャワーを繰り返し浴びることによって、交感神経と副交感神経の切り替えを繰り返しを行い自律神経を鍛える入浴法です。

自宅でできますし、時間もさほどかかりません。
強いていうなら、冷たいシャワー(16℃くらい)を身体に浴びる勇気があるかどうかです。

自律神経には交感神経と副交感神経がありますが、これがバランスよく機能することによって身体の活動を支えています。
しかし、うつ病になるとどうしても交感神経優位となり、緊張しやすい身体となってしまいます。

そこで温かい湯舟と冷たいシャワーを交互に浴びることによって、
自律神経の乱れを整えることができるんです。
温かい湯舟に入った際には副交感神経が作用し、冷たいシャワーを浴びた際には交感神経が作用するため、交互に自律神経が活動することでバランスが整っていくようです。


温冷浴のやりかたは簡単です。

冷→温→冷→温→冷→温→冷と計7回にわたって温かい湯船(41~42℃)と冷たいシャワー(16℃)を繰り返すだけ。
最後は必ず冷たいシャワーを浴びて皮膚を引き締めます。(冷たいシャワーは全身に浴びます)


僕は温かい湯船には2~3分、冷たいシャワーも2~3分浴びて実践しました。
はじめて間もないうちは冷たいシャワーに抵抗があったのでぬるめからはじめましたが、そのうち慣れます。

一度温まった身体を急速に冷やすので、血管と皮膚を引き締めます。
繰り返すことによって一度温まった身体を冷やしにくい身体へとしてくれるのです。

毛細血管まで引き締まるので冷え性にも効果的ですし、疲労回復の効果もあると言われています。

温冷浴は温めることにより副交感神経を優位にし、冷やすことで交感神経を優位にするので、
それぞれに作用し自律神経を活発にしてくれます。いわば自律神経の切り替えの練習です。

ポイントは
  • シャワーをかけた状態から徐々に温度を下げる

  • 「冷」で終えられるなら3回目、5回目でやめても良い

やはり冷たいのは勇気がいりますし、耐久勝負なので7回目までこなせなくても大丈夫です。

温冷浴をすることで身体がだるいといった症状があるときに温冷浴をすると
身体がスッキリするという体験は実践中に感じました。


これを 2ヶ月程度繰り返しました。
結果としては、体調が安定し、なにより薄着になりました。
一度温まると冷えにくい身体になったということです。
また、肌を鍛えたことによって暑さ、寒さに強くなりました。



言い忘れていましたが、
これによって長年悩まされてきた夏バテ、冬バテにも強くなりました
夏バテ、冬バテというのも自律神経の乱れです。

室内外の気温差によってストレスをうけ自律神経が過剰に刺激されることによって引き起こされるからです。一石二鳥でした。

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湯治
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皆さん湯治(とうじ)はご存知ですか?

湯治(とうじ)とは、温泉地に長期間(少なくとも一週間以上)滞留して特定の疾病の温泉療養を行う行為です(出典:wikipedia)

湯治を考える場合、ぬるま湯の温泉・旅館を探したほうがよいです。
ぬるま湯の場合、副交感神経が優位になり自律神経症状に効果があるためです。

逆に熱いお湯(42℃以上)の温泉だと交感神経が活発になるため、
より効果を得るためにはぬるま湯(38℃~40℃)のほうが良いです。

また、湯治を行う場合には長期間滞在になるため
一般の旅館とは異なる「湯治場」と呼ばれるような旅館になります。

湯治場には自炊場があったり湯治利用者が利用できるように洗濯場が用意されています。
(湯治の基本は自炊なのですが、旅館のなかには湯治利用者専用の宿泊プランで朝昼夕の食事が提供されるところがあります)

自炊することによって宿泊費を抑えることができるのですが、
うつ病の場合、気分の上下や体調の変動があるため、あまりおすすめしません。

自炊生活の結果、十分な休養が得られなかったり、滞在中の体調不良から生活が乱れ不健康な食事になることも想定されるからです。


僕は自炊に自信がなかったため、朝昼夕の食事が提供される湯治の旅館を選びました。

群馬にある川古温泉浜屋旅館です。

温泉は37℃~38℃のぬるま湯に設定されており、
湯治利用者には栄養のある食事が提供されます。
湯治プランがあり、4泊以上で一人1泊10,500円となっています。
(湯治場のある旅館では一泊7,000円~8,000円と考えると少し割高。)

効能には、自律神経不安定症、ストレスによる諸症状(睡眠障害など)、病後回復期、疲労回復、健康増進の表示がされています。
(上記ホームページ参照)


湯治の方法ですが、一日に2~3時間入浴します。

一度に2~3時間ではなく、ぬるま湯の場合30~40分です。
(熱い温泉の場合は一度に10分程度)
30~40分入浴したら、客室に戻り、水分をとり、体を横にしました。
予想以上に体力を消耗するため、必ず休息を取ったほうがいいです。

一日のうちにこれを2~3セット繰り返します

本来は最低でも2週間は滞在しないと効果は現れないのですが、
はじめてということと宿泊費がばかにならないので、4日間試してみました。


結果としては翌週から翌々週にかけて非常に快調で、体調が安定していました。
しかし、湯治が十分でなかったことと、湯治の疲労からその後に体調が悪化し、あまり現実的でないと感じました。


湯治をすると身体にさまざまな変化が発生するといわれているので、
やはり長期間滞在することによって発生する恩恵が大きいのではないかと思います。


なお温泉の効能を除けば、湯治は自宅で実践することも可能のようです。
湯船に一日2~3時間使っていればいいのですから。


こちらを参考にしてください。↓

はじめは自宅で湯治を | 小川秀夫の湯治の目安

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温冷浴と湯治の比較

温冷浴(温冷交互浴)

メリット
自宅でできるうえ、金銭的負担がかからない。
ふつうの入浴時間とさほど変わらずに短時間で実践することができる。
冷え性のほか、肌を鍛えるため寒さ暑さにも強くなる。

デメリット
冷たいシャワーを使うため冬場は実践することが難しい。
心臓病や高血圧などの持病がある場合には実践しないほうがよい。

湯治

メリット
温泉の効能によって特定の疾病に対して効果を発揮することがある。
転地効果(日常生活から離れ自然に囲まれた環境に身を置くことで得られるリラックス効果)も伴い、
心身ともにリラックスすることができる。

ぬるま湯の場合、長時間浸かることによって身体の芯から温め、
副交感神経の活動を優位にすることで自律神経を整えていくことができる。
(うつ病は交感神経が優位になる病気です)

デメリット
長期間宿泊する必要があり、金銭的負担が大きい。
湯治の滞在期間は自炊する場合もある。
また長時間、湯船に浸かるため予想以上に体力・疲労を伴う。


どちらがよいかは個人差があると主治医はいっていました。
ご自身に合うほうを選んでください。僕のおすすめは温冷浴です。

ぜひトライしてみてください!



参考にした文献

1.『病気の根源にある自律神経失調症を新陳代謝を高め改善するのが最初の目標 | 小川秀夫の湯治の目安』
https://www.masyuen.jp/yuji_guidance_ogawa/11277.html

2.『自律神経を整えるには温泉が効果的!その理由やオススメ温泉をご紹介 | plus Quality』
https://www.plusq.life/topics/1023

3.『温泉療法「湯治」のススメ | 天然温泉・岩盤浴 嵐の湯KISEKI宇都宮』
http://www.stonespa-kiseki.com/touji/

4.『湯治で期待できる効果は?-はじめての湯治-』
https://touji.kuroji.net/touji-efficacy.shtml

5.『【気になるこの症状】自律神経失調症 交感・副交感神経バランス 風呂の温度でコントロール - ZAKZAK』
https://www.zakzak.co.jp/smp/health/doctor/news/20140508/dct1405080830001-s.htm

6.『温泉・入浴の効能』
http://www.akakura.gr.jp/iyashi/n005-onsennokounou.htm

7.『正しい温泉湯治の仕方 | オブクレイ・コミュニティ』
https://ofclay.net/etc/onsen/toji/

8.『はじめは自宅で湯治を | 小川秀夫の湯治の目安』
https://www.masyuen.jp/yuji_guidance_ogawa/11300.html

9.『疲労回復、風邪予防に効く?温冷浴のハウツー | 百計オンライン|次世代の100年企業を創る』
https://hyakkei-online.com/archives/4165

10.『温めて冷やすと効果的!?温冷浴でポカポカ温まろう♪ | メガロスブログ-カラダに効くトピックス-』
http://www.megalos.co.jp/blog/archives/2020


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