【うつ病の症状】僕が経験した前駆期の症状とその他の症状【体験談】
こんにちは。
今回は、うつ病と診断された経緯とどんな症状が出るのかについてお話します。
僕が診断されたのは定型うつ病(大うつ病)ですのでそちらについて触れます。
※双極性障害や非定型うつ病では症状が異なります。
厚生労働省によると、うつ病によって引き起こされる症状は以下のようになっています。
精神症状
- 抑うつ気分(憂うつ、気分が重い)
- 何をしても楽しくない、何にも興味がわかない
- 疲れているのに眠れない、一日中ねむい、いつもよりかなり早く目覚める
- イライラして、何かにせき立てられているようで落ち着かない
- 悪いことをしたように感じて自分を責める、自分には価値がないと感じる
- 思考力が落ちる
- 死にたくなる
身体症状
- 食欲がない
- 体がだるい
- 疲れやすい
- 性欲がない
- 頭痛や肩こり
- 動悸
- 胃の不快感
- 便秘がち
- めまい
- 口が渇く
そして、うつ病は前駆期、極期、回復期、中間期の4つの段階に分かれています。
前駆期
:
心身のエネルギーが低下し、疲れやすい、焦燥感、不安、イライラなどが現れるうつ病のなりかけ。
極期
:
上記のようなうつ病のさまざまな症状が現れ、生活に大きな支障が出る。
ほとんど活動ができない。
回復期
:
治療によってうつ状態が良くなったり悪くなったりを繰り返す時期。徐々に回復していく。
ある程度の活動ができるため、自殺に向かいやすいと言われている。
中間期
:
うつ病が完全に回復し、再発防止に努める時期。
早い段階の前駆期で異変に気付き、治療を始めるのが最善ですが、
大きく症状が出始めるのが極期のため、なかなか気づきにくいと思います。
治療の開始が遅くなればなるほど回復に時間がかかるとも言われています。
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僕も身体症状が出始めてから異変に気付いたため、極期からの治療ということになります。
今思えば前駆期としては以下のような症状があったような気がします。
僕の前駆期の症状
・人の顔色を見るようになる
・焦燥感
・微熱
※毎日夜になると37.6℃まで発熱するという時期がありました。今思えば自律神経症状ですね。
・電車がつらくなる
・朝が起きづらい
・会社に行きたくなくなる
心療内科を受診した当時(極期)の症状
・吐き気、顔面蒼白
・全身が重たくなる
・動悸、頻脈
・ひどい肩こり、首こり
・胸の痛み、圧迫感
・倦怠感(疲れがとれないなど)
・脱力感
・消えたい、死にたいと思うようになる
僕の回復期の症状
・極期のような症状を繰り返しながら、活動できる日が少しずつ増える
僕の場合、身体症状がメインとしてあり、その後に精神症状が大きく出てきた気がします。
実際に極期でも、無気力が先行したというよりは、身体が動かない結果として活動ができませんでした。
ただ、前駆期の症状として不安感などの精神症状は出ていたのかもしれません。
うつ病についての知識をもっと保有し、少しでも疑う気持ちがあれば回復も早かったのかもしれません。
メンタルヘルスに関する知識は誰しもが持っていて損はないと思います。
参考にした文献
1.『うつ病|病名から知る|こころの病気を知る|メンタルヘルス|厚生労働省』
https://www.mhlw.go.jp/kokoro/know/disease_depressive.html
2.『うつ病の治療について 多摩東部地域産業保健産業保健センター』
http://www.sanpo-tama.jp/documents/news-letter/news-letter-201305.pdf
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