【うつ病で再就職】実際転職活動はどうだった?【体験談】
こんにちは。2019年9月に正社員に再就職してはや半年というところです。
うつ病を経験し前職を退職後、2年の治療期間を経て社会復帰できた自分ですが、
実際どのような転職活動を経て、いまどんな会社にいるのかお話したいと思います。
まずはプロフィールですね。
●1994年生まれの大卒26歳で男性。趣味は映画、生き物、卓球。●法学部卒で中堅ベンチャーにシステムエンジニアで就職後、体調不良で退職。●再就職するも3ヶ月で再び悪化し、うつ病と診断される。●再び会社を退職し、肉体改造・体質改善など治療に専念する。●地元でアルバイトの半年間を経て、再就職を機に上京。
転職活動は実際に就職する10ヶ月前くらいからはじめていました。面接をつけ始めたのは3か月前ですかね。
というのも、実家の自宅売買が重なったので長期戦となってしまいました。
(とはいえ半年間はアルバイトしてるのですが)
なので、自分の場合は準備期間が異様に長かったと言えます。
長い準備期間でしていたこと
準備期間にしていたことは、
①自己アピールに使う資料の作成 ②自己分析とキャリア設計 ③アルバイトを通して労働の負荷に慣れる
ですね。
ずっと転職エージェントさんにお世話になっていて資料作成の添削もしてもらってました。
面接では体調不良のことを隠すつもりはなかったのでそのための資料なのですが、
資料の大枠はあくまで自分でつくっていました。
なのでエージェントさんのアドバイスは細かいところに限りますが、企業目線のアドバイスはすごく参考になりましたね。
月に一回面談にもいってました。すごく理解のあるかただったので、二人三脚でやっている安心感は心強かったですね。
面接練習は正直一回しかしなかったです(笑)「受け答えがしっかりしてるから◯◯さんなら大丈夫!」って言ってましたね…。もっとちゃんとしておけばよかった。意外と本番でぼろ出したりしてました(笑)
「しっかりしてる」と言われたのには訳があって、もちろん自己分析ですね。これはかなりやってたと思います。
「なぜ退職せざるを得なかったのか」
「なぜ前職の会社に入社したのか」
「自分の長所はなにか」
「転職の軸はなにか」
「なぜ彼女ができないのか(※いまはいます)」
などなど…
とにかくノートに書き出してました。ときにはカウンセラーのかたにカウンセリングしていただいたり。
精神疾患の原因は性格や考え方にあるとよく言われるので、転職に限らず、ここは念入りにしたほうが体調管理にもなると思います。人の手もしっかり活用しました。
どこかで触れたかもしれませんが、本当に多くの人にお世話になりました。転職エージェントのかた、カウンセラーさん、パーソナルトレーナーさん、看護師さんなど…
「一人で頑張る」のではなく「一緒に頑張る」のが長期戦には必要なのかもしれません。
面接で自己アピールの資料をつかう!
面接ではいかに体調不良について「どう克服したか」「再発防止にどう取り組んでるか」を説明する必要があったので、それを自己アピールに変えて資料を作りました。
実際、面接では自己アピールの資料は好印象でした。
基本的に「これ自分で作ったの?!」って言われました。
たぶん、資料作成能力や情報分析能力などをみて言っているんでしょうね。
面接で資料を出すと言うのは正直「邪道だな」と思っていましたが、
意外とみなさん読んでくれるのでよかったですね。
エージェントさんのアドバイスに従ってA3用紙一枚に収めたのがよかったのかもしれません。
もちろん、資料に従って口頭で説明しますが、これが意外と難しかったです。
プレゼン資料ではなくA3一枚なので、相手がどのところを読んでいるか分からないし細部ははしょってるので口で説明しないといけないんですね。
辛うじてプレゼンは好きだったので良かったのですが、面接でプレゼンをするって言うのは割りと大変かもしれないので、エージェントさんと練習したほうがいいかもしれませんね。
僕は、イメトレしかしてなかったので面接の回数を重ねて上達させました。
比較的ホワイトな会社に入社できた理由
何十社もの書類選考をして、十何社かの面接を経て、4つ内定(内々定)をもらうことができました。
そのうち、3番目にもらった会社に入社したのですが、半年経ったいまでも「入ってよかったな」と実感します。
転職経験は二回目なのですが、正直前職はハズレでした。まあ細かいことは省略しますが(笑)
今回入社した会社は、創業20年、社員数は20名ほどの零細企業のIT企業ですが、業界にしては高水準の年収、残業代はみなし残業制度ではなく全額支給、そもそも平均残業時間が20時間以下。
IT業界によくあるエンジニア派遣の会社なのですが、個人個人ではなくチームで常駐するのでフォロー体制もある。
その他いろいろ、ここでは話せないホワイトなところがあります。つい先日も会社負担で社員旅行にいったところです。
いや、よかった!ほんとに入社できてよかった!
この会社に出会えた理由は、「平均残業20時間以下の会社」にこだわったから。あとは平行して選考を進め、内定をもらえていたからでしょうか。
残業の少ないところにこだわるとどうしてもイコール志望動機になってしまうんですよね。
でも、体調を崩した過去を明かしていることで立派な志望動機になっていました。
とかく、「長く社会で活躍したい!!」というのが自分の気持ちだったので、それには導入で残業が少ないことやフォロー体制が必要だったんですね。
「立ち上がりは申し訳ないですが迷惑かけます。でもゆくゆくは絶対活躍します!!」、だからいまは甘えさせてください(笑)。そんな気持ちが伝わったのでしょうか?長く活躍するために体調管理をしっかり努力していることが報われたのでしょう。
人事いわく、「こんなに病気をオープンにした人は君が初めてだ」と。それだけ、持病や病歴を隠して転職活動している人が多いということ、そして人事はそれに辟易しているということですね。
そういった観点からしても持病をオープンにしたのは正解でした。
何十社もの書類選考をして、十何社かの面接を経て、4つ内定(内々定)をもらうことができました。
そのうち、3番目にもらった会社に入社したのですが、半年経ったいまでも「入ってよかったな」と実感します。
転職経験は二回目なのですが、正直前職はハズレでした。まあ細かいことは省略しますが(笑)
今回入社した会社は、創業20年、社員数は20名ほどの零細企業のIT企業ですが、業界にしては高水準の年収、残業代はみなし残業制度ではなく全額支給、そもそも平均残業時間が20時間以下。
IT業界によくあるエンジニア派遣の会社なのですが、個人個人ではなくチームで常駐するのでフォロー体制もある。
その他いろいろ、ここでは話せないホワイトなところがあります。つい先日も会社負担で社員旅行にいったところです。
いや、よかった!ほんとに入社できてよかった!
この会社に出会えた理由は、「平均残業20時間以下の会社」にこだわったから。
。あとは平行して選考を進め、内定をもらえていたからでしょうか。
残業の少ないところにこだわるとどうしてもイコール志望動機になってしまうんですよね。
でも、体調を崩した過去を明かしていることで立派な志望動機になっていました。
とかく、「長く社会で活躍したい!!」というのが自分の気持ちだったので、それには導入で残業が少ないことやフォロー体制が必要だったんですね。
「立ち上がりは申し訳ないですが迷惑かけます。でもゆくゆくは絶対活躍します!!」、だからいまは甘えさせてください(笑)。そんな気持ちが伝わったのでしょうか?長く活躍するために体調管理をしっかり努力していることが報われたのでしょう。
人事いわく、「こんなに病気をオープンにした人は君が初めてだ」と。それだけ、持病や病歴を隠して転職活動している人が多いということ、そして人事はそれに辟易しているということですね。
そういった観点からしても持病をオープンにしたのは正解でした。
そんな僕が利用した転職エージェントがこちら↓
20代に特化した就職・転職サービス【第二新卒エージェントneo】
就職のための上京、環境の変化をどう抑えるか
ただ、残業が少ないことやホワイト企業にこだわったことで、あと、どうしても企業数が絞られてしまいました。
結果的に地元では就職できず、上京というかたちに。
ところで、僕には彼女がいました。彼女もいろいろな事情を抱えており、一時的に僕の実家に居候をしてました。
さて、僕が就職を機に上京することになった場合、ちょっと語弊のある言い方ですが、彼女はどうしましょうか。
ドラマだったら、彼女は故郷に残り彼氏は都会へ、別れ離れになり10年後にーーみたいな感じですか。
僕が選んだ選択は、『同棲』です。
彼女のいろいろな事情がたまたま一致して、一緒に上京することになりました。
そうしたら、新生活という環境の変化をあまり感じなかったんです。
もともと彼女とは一緒に暮らしていたので、すごく新しい生活に慣れるのが楽だったんですよね。
まあもちろん、いろいろ喧嘩やらなんやらはありましたし、これからもたぶんあります。でも、僕には彼女が必要なんですね。
うつ病で体調を崩した人が、新しい会社に転職して、新しい土地で、新しい生活を営む、なんてハードルが高すぎるんです。
惚気なのかもしれませんが、二人だから乗り越えられた。
本当に人に助けられっぱなしの毎日です。
うつ病はもしかしたら、人の大切さを知る機会を自分に与えているのかもしれない。そう感じざるを得ません。
そんなこんなで、これからも仕事と恋愛と、がんばっていきます!(笑)
お読みいただきありがとうございました。
未経験でうつ病でも内定4つゲットした転職記
うつ病の転職活動の体験を本にまとめました。
小っ恥ずかしいですが、使用した自分のアピール資料も載せています。

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