うつ病は重症でも2週間で治る、もし……

読書

うつ病は重症でも2週間で治る、もし……
(加藤諦三 著作 三笠書房)

本書では、うつ病は「考え方を変えなさい」というメッセージであることを前提に何をどう変わるべきかを紹介しています。

本書のタイトル、『うつ病は重症でも2週間で治る、もし……』は、精神科医アルフレッド・アドラーが述べた言葉に基づく。

その続きの言葉とは、「毎朝あなたがまず最初にすることが、どうしたら人を本当に喜ばせてあげることができるかと考えることであり、そしてそれに固執すれば」である。

うつ病患者は、自分がありのままの自分ではなく、育った環境や経験などによって自分でないことを強制されて生きてきたと言える。

「うつ病は重症でも2週間で治る」と言っているのは、間違った考え方を放棄し、間違った態度を改めればうつ病は治るといっているに過ぎない。

うつ病患者は「私は苦しい、苦しい」と悩み、恐ろしいほど他者への関心がなくなる。

「私も苦しいが、癌の人も苦しいだろうな」となってうつ病は治り出すというのが、アドラーの言葉の趣旨である。

読んだ感想


本書(もとい加藤諦三先生の本全般において言えることかもしれませんが)は、
読み進めていくにつれて自分と向き合うヒントとなることが書かれており、
読んでいるうちにいつの間にか自分と向き合っている、そんな体験を実感できるのではないかと思います。

少し大袈裟に言ってしまえば、まえがきとあとがきが本書の使い方を説明しており、本編はうつ病を治すためのワークといっても良いでしょう。

第1章『自分を見つめ直す』ではなぜうつ病になってしまったかに気づけるでしょう。

第2章『何が「自分の人生」を苦しくしているか』と第3章では『うつ病者特有の考え方』では、うつ病の正体に気づくでしょう。

第4章『生き方を変える処方箋』では、うつ病を治すために2週間ですべきことが分かるでしょう。

加藤諦三先生の本書は具体例が多く分かりやすく書かれています。うつ病であまり活字に強くなくてもスッと頭に入ってくるのではないでしょうか。

コメント

タイトルとURLをコピーしました